八幡大神社の向かいには美しい参道があり、その奥に宝珠寺がある。 70 メートルほどの参道が あり、境内には釈迦堂、稲 荷社がある。

説明板によると「開基開 山年代は不詳。慶安 2 年 (1649 年)には徳川三代 将軍家光より朱印石高 10 石を賜う。 寛政 2 年(1790 年)に 村内より失火し本村 50 戸 余りを類焼。その際、宝珠 寺建物を焼失。 現在の本堂は文政 2 年 (1819 年)建立」とある。 また、「元和 3 年、時の二代将軍徳川秀忠公時代に家康公の御遺体を久能 山より日光に改葬する道中、この宝珠寺の山門に休息され、その縁として 10 石を賜りし」との言い伝えが残っている。

(中山道最大の宿『本庄宿』の再発見 改訂版(2017.11):埼玉県北部地域振興センター本庄事務所)

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